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御主人様との大切な想い出を記録しております
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01:51:55
30日(土)


御主人様のお仕事はずっとお忙しくて
連日の残業に休日出勤


お逢いするのを何度か躊躇い
御主人様にお伺いをたててみる

私に逢える事を楽しみに仕事をしている…と
その度、お返事を頂く


前の週、お誘い頂いていた
けれど
私の気持ち的にお逢いする事が出来ず
お仕事を理由にお断りをしていた

お断りをしたからには
全力でお仕事を熟す

御主人様のお誘いをお断りするなんて…
どうにでも予定の立つお仕事なのに…

それ程までに
私の心は荒んでいた




そして、30日を迎える事になった

午前中のうちに『今の所、定時で上がれそうだ』との連絡を頂く

残業になったとしても
御主人様がお仕事をする街で
御主人様を感じながらお待ちしようと
そんな事を思っていたので

定時上がりの待ち合わせに間に合うよう
自分の準備をした


ずっとブレていた私に対して
御主人様からは事前に
『お仕置きをする』
『今回は酷くするよ』
『躾の時に分からせるから』などなど

最後のメッセージは
『覚悟をして来い』


大変な覚悟を必要とする事を申し受けていた…
刻々と迫る時間


御主人様のお心を乱し
お仕事も手に付かない様な事態にしてしまった事は、私の責任…


けれど、私の中には

『どうして私が叱られなければいけないの?

私はいつも御主人様だけを見てきたよ?

だからほんの少しの御主人様の変化にも気付いてしまうの

その変化は私の心を揺るがす事だと気付いてしまうんだよ

始まりの時から既に分かっていたよ

それに寄って私が不安定になる事なんて
御主人様はご存知のはずでしょう?』

そんな想いだけがぐるぐると
頭を離れる事はなかった


この2ヶ月の間
私は何度か訴えた

訴える度、窘められ叱られ躾られ
ブレる私の心を
御主人様に向けてくださった

本当にすべての面で
気を使ってくださった

御主人様に気を遣わせてしまう
こんな従徒なんて
御主人様の過去の方々には
きっといらっしゃらなかったでしょうね

従者として?彼女として?
私の立ち位置も所作も全てが分からなくなった


お傍に居るべきではない
これ以上ご迷惑をお掛けする事は出来ない


私は御主人様と主従関係になる時に
静かに決めていた事がある

他に従者や彼女がお出来になったら
私は消える

その気持ちは今も変わらない…

けれど
御主人様を主として、ひとりの男性として
私は心から愛している

私は『主』としての
御主人様だけを愛している訳ではない

色んな想いがそれこそ渦を巻いていた




半ば投げやり的な気持ちもあった
お仕置き…躾…


ボロボロになるまで躾直して頂き
御主人様だけの空間に堕ち
荒ぶった心を粉々に砕いて頂けたら
私は以前のような心を取り戻せるのかな?

そう思ったりもした


そんな私の浅はかな考えは
御主人様にはお見通し
私から望むべき事ではない事
冷静になれば分かる



待ち合わせの場所が近付くと
いつしか緊張感と言うものに変わり始めた


『定時で終わる〇〇で待ってろ』
待ち合わせ場所に向かう電車の中
そんな連絡を頂く



覚悟は出来ている
後は、御主人様を感じるだけ…。

腹を括り直す






珠。

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